新型コロナウイルス対応多職種研修会 資料

日本在宅医療連合学会新型コロナウイルス対策ワーキンググループ

開催期間:2021年4〜5月

資料の使い方

  • 地域の多職種が新型コロナウイルスの対応を学ぶ研修会のためにご活用いただけます。
  • 基本講義の資料は、最も負担のない活用のしかたとしては、資料を配布し、動画を再生することで、会場研修、ZOOM等のオンライン研修のいずれにもお使いいただけます。
  • 事例検討の資料は、一例として、以下の手順で活用いただけます。
  • このページに掲載されている資料をお住まいの地域での研修会に活用いただけた際には、ぜひ学会事務局(zaitaku@juntendo.ac.jp)にご一報いただけると幸いです。過去の開催履歴はページ末尾に更新しています。

※なお、基本講義や事例検討において語られている内容は、開催日時点での内容となりますので、それ以降に得られた最新の知見が網羅されていない可能性があります。その点をご理解いただいてご活用ください。

事例検討研修の進め方(例)

手順時間  
(1)どの事例を扱うか決めます(2時間の研修会であれば2〜3事例)。職種によって討論しやすい/しにくい事例があると思いますので、参加する職種を想定した事例選定をしていただくと良いと思います。
(2)事例資料(事例概要と討論ポイントが記載されているスライド)を配布し、参加者をあらかじめ1グループ4〜6人くらいに分けておきます。
(3)事例提示は全体で行います。①進行役の方が事例概要を読み上げる、②本ページ掲載の動画を再生する、③時間を設けて参加者各自に読み込んでもらう、といった形で行います。10分
(4)グループに分かれて事例検討をします。30分
(5)議論した内容を、1グループ数分程度で何グループか発表してもらいます。10分
(6)解説ポイントの資料を用いて解説をします。①講師役の方が適宜情報を追加しながら解説する、②本ページ掲載の動画を再生する、といった形で行います。10分
以上で1サイクルです。1回の研修会で2〜3事例を扱う場合は、このサイクルを繰り返します。上記は1サイクル60分で構成していますが、参加者が慣れてきたら、1サイクルの時間をもう少し短縮することもできます。

基本講義 資料

テーマ時間資料講義動画
1.・新型コロナウイルスの基礎知識(資料1-1)
・感染対策の基礎知識(資料1-2)
・行政検査等の基礎知識(資料1-3)
・質疑応答・ディスカッション
開催日:2021年4月21日
約100分

2.・対策の原則(資料2-1)
・対応の実際(資料2-2)
・口腔ケア(資料2-3)
・ワクチン(資料2-4)
・質疑応答・ディスカッション
開催日:2021年4月28日
約110分


3.・BCPについて(資料3-1)
・フレイルについて(資料3-2)
・質疑応答・ディスカッション
開催日:2021年5月12日
約110分

事例検討研修 資料

居宅版

開催日:2021年5月16日

テーマ事例解説事例検討動画
導入/発表/解説全体
資料
導入

発表/解説
A-E

F-J
A.在宅患者が発熱し、PCR検査を受けた場合の初期対応
B.在宅患者、新型コロナPCR陽性判明後の対応
C.介護者がCOVID-19に罹患し、自宅療養を行った事例
D.嚥下訓練中に濃厚接触者となった訪問看護ステーションの言語聴覚士の事例
E.訪問介護事業所のホームヘルパーが濃厚接触と判断された時の事業所の対応
F.COVID-19軽症患者の回復後の退院支援について
G.デイサービスの職員が新型コロナ陽性となった場合の対応
H.PCR陽性だが、最期を家で過ごしたいと希望する末期がんの方
I.新型コロナ肺炎で自宅療養となった軽度認知症の90歳代独居男性の在宅療養支援
J.感染情報が伝わらず混乱をきたした高齢夫婦の事例

施設・居住系サービス版

開催日:2021年5月23日

テーマ事例解説事例検討動画
資料全体
※事例は共通
全体
資料
導入

発表/解説
A-E

F-J
A.指揮命令系統の確立
B.感染状況の整理

C.医療提供と健康管理

D.感染制御
E.人的資源管理
F.物的資源管理
G.入退院

H.環境整備

I.職員のケア

J.経時記録・コミュニケーション

開催履歴

開催地域開催日
オンライン(本ページに掲載したモデル研修)2021年4月21日/4月28日/5月12日/5月16日/5月23日
京都府京都市2021年6月22日/7月15日
山梨県山梨市2021年6月15日/6月29日
オンライン(埼玉県内の介護施設従事者対象)2021年8月20日

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